2024-07-17
50代の男性患者さんは、単発性の円形脱毛症を発症しましたが、放置していました。そして、新型コロナにかかり悪化、さらに、仕事のストレスでさらに悪化、そして、脱毛成分入りのバンテリンαを貼り、脱毛する鎮静剤であるベンゾジアゼピン系の薬を飲んで、円形脱毛症が著明に悪化しました。皮膚科に行くも、全く治らず、悪化の一途でした。困り果てて、当クリニックに来院され、IGF-1を増やす治療を受けられて、6ヵ月後には、明らかな改善が見られました(写真)。持病の片頭痛もなくなり、喜ばれていました。新型コロナの後遺症で、円形脱毛症を含む自己免疫疾患を発症している人の数は多く、治らない治療を受けられているでしょう。IGF-1を増やす治療を受けられれば、改善します。