2024-07-08
40代の女性患者さんは、慢性副鼻腔炎で、某耳鼻科を受診。脱毛するロラタジンを処方され、その後に、円形脱毛症を発症しました。皮膚科治療では、全く効果がなく、当クリニックを受診されました。受診時に、脱毛する薬の服用の有無をお聞きしたところ、耳鼻科で抗ヒスタミン剤の投与を受けていたことが判明し、その耳鼻科に問い合わせたところ、そこの院長の対応が、偉そうで、とても失礼でした。うちの薬で脱毛するわけがないように感じているのでしょうか、いえ、あなたが無知なだけなのにーーーー。こんな無知の医者が多いのと、治療で悪化させる皮膚科医が多いので、重症の脱毛症を発症する被害者が後を絶ちません。脱毛の真犯人が見つかりましたが、毛を引っ張ると、するすると何本もの毛が抜けるような状態でした。当クリニックの治療を受けるかどうか、迷われていましたが、受けることを決断されました。カプサイシンなどのサプリメントと、大量のセファランチンで、1ヵ月間治療したところ、傷んだ毛が、大量に抜けましたが、同時に、大量の白い産毛や黒い産毛が生えてきました(写真、赤い円内)。ほっとしたご様子で、産毛が生えてきて、やっと光が見えてきましたと言われました。当クリニックに、治療の問い合わせをされてきても、治療されない患者さんもいますが、皮膚科に通い詰めて、悪化していないことを祈るばかりです。