2024-06-18
胃薬の中でも、胃酸の分泌を抑える薬は、IGF-1を低下させ、脱毛を引き起こしますが、これらの薬で、胃がんも起こりやすくなることがわかってきました。胃酸は、食べた物の消化や殺菌に重要であることに加えて、胃の知覚神経を刺激して、胃や体中のIGF-1を増やします。ですから、胃酸の産生や分泌を抑える薬は、胃と体中のIGF-1を低下させて、免疫力、認知機能、さらに骨密度を低下させて、胃がん、認知症、そして骨粗しょう症を引き起こします。患者さんが、当クリニックでお渡ししている脱毛薬リストを、かかりつけのお医者さんにもっていくと、”こんなこと聞いたことがない、使える薬がないわ”、と言われることが多いようです。逆に考えれば、それだけ、IGF-1を下げる薬、すなわち、健康に良くない薬を、毎日、多くのお医者さんが、患者さんに処方していることになります。処方された薬が危ないものかどうか、わからない時は、当クリニックまでお問い合わせください。