名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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お知らせ

2024-06-08

まだまだ侮れない、新型コロナ感染!

9歳の女性患者さんは、5月中旬から、急に脱毛が始まりました。家じゅうの床に髪の毛が大量に散らばるほどとのことでした。脱毛斑はありませんが、全体に毛量が減り、地肌が露出し、指で軽く引っ張ると、数本の毛が簡単に抜けてきます。家族歴もなく、思い当たる原因であるストレスや脱毛薬の使用はありませんでした。しかし、よくお話を聞くと、4月に1日だけ、37.8℃の発熱があり、その後に、お母様とご兄弟が発熱したそうです。医療機関は受診していないとのことでしたが、おそらく、新型コロナに感染し、その後に起こった、自己免疫疾患(円形脱毛症)でしょう。円形脱毛症でも、はっきりした脱毛斑はなくても、全体に脱毛してくることはあります。IGF-1を増やす治療でしか、改善の可能性はありません。新型コロナ感染、軽症になったとは言え、やはり普通の風邪とは違います。