2024-03-22

新型コロナワクチン副作用の円形脱毛症、改善するも治療中断で再発！

30代の女性は、新型コロナワクチン3回目接種後、円形脱毛症を再発しました。皮膚科治療で治るわけもなく、重症の蛇行性脱もにまで悪化しました（写真、治療開始時）。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、治療９ヵ月後には改善してきました（写真、赤い円内）。その後も、改善は続き、このまま治ってしまうと考えられたのでしょう、治療費用のことも気になり、治療を中断してしまいました。そして、何も連絡がなかったのですが、中断８ヵ月後に、再発があり、再度治療を開始したいと連絡がありました。この時の写真で、治療中断後も、それまでの治療の勢いで、かなり改善していることが確認できます（写真、中断８ヵ月後）。しかし、後頭部右上方に、切れ毛を伴う脱毛斑が確認できました（写真、青い円内）。再治療に際して、今度はきちんと治そうと思いますといわれていました。せっかく改善しても、治療中断で再発すると、また、効果がでるまでに、時間がかかります。治癒させたいと考えられるなら、治療の費用はかかりますが、治療を中断せずに、早く治したほうが、逆に、費用は、中断した場合よりも低く抑えられます。頭皮が、ピリピリして、痛いと言われていましたが、体も、早く治してほしいと知覚神経を敏感にしているのです。再治療には、良いタイミングでした。