2024-01-29
関東地方在住の40代の男性患者さんは、新型コロナ感染から3年近く経っても、全身の倦怠感が取れず、慢性疲労症候群として治療を受けていました。しかし、効果はありませんでした。東京医科歯科大学の研究グループが、認知症治療薬であるドネペジル(商品名:アリセプト)が、新型コロナ感染後の慢性疲労症候群に効果があることを報告しましたが、この患者さんは、当クリニック院長の論文で、ドネペジルがIGF-1を増やすことが報告されていたことを見つけ出されて、当クリニックでIGF-1を増やす治療を受けられるようになりました。カプサイシンとイソフラボンなどのサプリメントなどを服用してもらうと、徐々に倦怠感が改善していきました。そして、治療11ヵ月後には、明らかに体調が良くなって来て、このように言われました。慢性疲労症候群も、神経伝達物質に対する自己免疫が原因と考えられています。IGF-1を増やせば、自己免疫も抑制されるので、円形脱毛症が治りますが、円形脱毛症以外の自己免疫疾患も治ります。慢性疲労症候群も改善します。この患者さんは、お知り合いの円形脱毛症の患者さんに、当クリニックを紹介して頂きました。自己免疫疾患は、現代医学では治らない難病です。IGF-1を増やす治療で改善させましょう。