2023-12-09
8歳の男子患者さんは、車酔いの薬(脱毛する抗ヒスタミン剤配合)と風邪薬パブロンを服用して円形脱毛症を発症しました。皮膚科には行かずに、当クリニックに来院されました。額の上方で、脱毛が見られた多発型円形脱毛症でした。IGF-1を増やす治療を開始すると、すぐに産毛が増えてきて、治療4ヵ月後には、明らかな改善が見られました(写真)。この時に、この患者さんのお母様が、脱毛した時点では、私も気持ちが沈んで、つらくなり、また、家族全員も暗くなっていたそうです。しかし、治療で、明らかな改善が見られて、私も家族も、気持ちが明るくなりましたと喜ばれていました。そして、知覚神経を刺激する治療で、車酔いもしなくなり、修学旅行も快適に終えられたそうです。IGF-1を増やす治療は、体の治癒力を高める治療なるので、脱毛症以外の不調も改善します。