2023-12-04
小児の風邪やアレルギーによく使われるモンテルカストは、円形脱毛症の原因として最も多いようですが、この薬は、IGF-1を低下させるので、円形脱毛症以外にも怖い副作用を引き起こします。一方、同じ種類の薬でも、脱毛させないプランルカストは、IGF-1を減らしません。モンテルカストが1日1回服用、プランルカストは、1日2回服用なので、前者の方が飲む手間がかからないという理由だけで、多くの医者は、前者を処方し、大きな不幸を招いています。韓国で行われた調査では、モンテルカスト(M)とプランルカスト(P)によっておこる精神作用の頻度の比較では比較では、攻撃的になる(M:5/396378 vs P:0/82475)、悪夢(M:6/396378 vs P:0/82475)、不安(M:11/396378 vs P:1/82475)でした。プランルカストによる精神症状がほぼないのに対して、モンテルカストでは、いろいろな精神症状がでます。2020年には、米国のFDAから、モンテルカストで自殺念慮が増えるので、要注意という強い警告が出ているようです。自殺も取返しがつきませんが、現代医学では治らない自己免疫疾患である重症円形脱毛症も、生命は失われませんが、取返しのつかない重篤な副作用です。モンテルカスト、誰に副作用が出るかは予測できません。飲んではいけません!