IGF-1理論に基づいた育毛クリニック
2023-11-13
50代の男性患者さんは、潰瘍性大腸炎の治療薬であるペンタサ坐薬を使用して、使用から1ヵ月後に脱毛しました(男性型脱毛症の悪化)。この薬は、5-アミノサリチル酸(5-ASA)という薬で、消化管からは吸収されにくい薬で、そのために直腸に坐薬として挿入します。しかし、一部は吸収されて、IGF-1を減らすのでしょう。脱毛症のある人は、使用しないようにしましょう。海外でも、脱毛の症例報告があります。
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