2023-10-28
30代の男性患者さんは、もともと薄毛でしたが、花粉症で、市販の脱毛する痒み止め(抗ヒスタミン剤)や病院で処方された抗ヒスタミン剤であるザイザルを服用して、薄毛がひどくなり、皮膚科では治らないので、当クリニックに来院されました。来院時は、確かに頭頂部と額の両側で薄毛が確認されました(写真、治療前)。男性型脱毛症(AGA)なので、カプサイシンなどのサプリメントとAGA治療薬のアボルブを併用して、IGF-1を増やす治療を開始すると、産毛が増えてきました(治療1年9ヵ月後)。ここまでは、カプサイシンを6~8錠/日服用していましたが、9錠/日に増量すると、その2ヵ月後には、さらに明らかな改善が見られました(写真、治療1年11ヵ月後)。この時に、改善を確認されて、このように言われました。治療効果を上げるためには、まず、カプサイシンを飲める量まで増やすことが、最も、効果的です。現在、最高は、1日14錠飲まれている患者さんがいます。