2023-06-23
北欧在住の10代女性患者さんは、全頭脱毛を発症しました。ノーベル賞の選考で有名なキャロリンスカ研究所の病院の治療をしても、不治だったのでしょう。当クリニックに遠隔診療を依頼されました。カプサイシンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-1を増やす治療を開始すると、2ヵ月で産毛が生えてきて、お母様は、産毛が生えるまで、1,2年はかかるだろうと考えられていたので驚いたそうです。3ヵ月間の治療の後、産毛は増えて行き、その後、治療を中断するも、半年後に、頭全体に産毛が生え揃い、ショーカットの女の子のようにまで改善しました。そこで、治ったと思われるほど順調に経過していたようですが、治療中断後、小さな脱毛斑が出来てきました(再発)。治療は、生え揃った後(治癒後)、セファランチンやサプリメントを漸減しながら、再発が起こらないことを確認して、中止します(完治)。この患者さん、そのお母様が、日本に里帰りするので、今回、初めて対面診療となります。治療の進め方後、中止の方法を理解して頂きたいものです。海外在住の患者さんは、米国、韓国、ベトナム、そして北欧と、計7名となりました(図)。世界中で、重症円形脱毛症が不治の自己免疫疾患であることがわかります。