2023-04-22
中国地方在住の10歳の男性患者さんは、当クリニックに来院される4年半前に、家庭内ストレスで円形脱毛症を発症しました。近所の皮膚科、総合病院の皮膚科を受診するも効果がなく、その間、悪化して、全身の毛が抜ける汎発性脱毛になりました。ご両親に、円形脱毛症の既往がありました。遠路来院されて、カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1を増やす治療を開始すると、治療25日後には、おでこの上にあった白い産毛と黒い産毛が増えてきました(写真)。この時に、お母様が”治療を受けてよかったと家族で話しました”と言われました。暖かいご家族で良かったですね。自然に毛が生えるまで待とうなどと、荒唐無稽なこと言う家族(患者さんの配偶者や親が言う!)もいる中、本当に治りたいと家族全員で努力されていました。治療に対する反応も良く、お子様も治療を受け入れて頑張っています。円形脱毛症の患者さんに対する塩対応が、皮膚科医のみならず、患者さんの家族にもあることが驚きです。