2022-08-19

患者さんの声：”αGPC併用で眉毛と睫毛も増えてアイラインがきれいになりました”

40代の汎発脱毛の女性患者さんは、お父様に円形脱毛症の既往があり、ご自身は、出産後に円形脱毛症が再発しました。アトピー性皮膚炎があり、皮膚科から、エピナスチン、タリオン、オロパタジンを投与され、全身の毛根が破壊され、汎発性脱毛にまで悪化しました。皮膚科治療で悪化したので、当クリニックに来院され、カプサイシンとイソフラボンなどのサプリメントとセファランチン大量で、IGF-１を増やす治療を開始すると、産毛が生えて順調に改善してきました。ところが、仲の良いお友達が、がんを発症し、そのショックで再発しました。しかし、再度治療を開始され、”また、生えますか？”と不安そうにされていましたが、産毛が増えてきたころに、αＧＰＣを併用すると、その1ヵ月後には、前頭部に黒い産毛が明らかに増えて、これまでなかった鼻毛も増えてきました。そして、外見上一番変わったのは、それまでうっすらと白い産毛しかなかった眉と瞼に、黒い産毛が大量に生えてきたことでした（写真）。診察室に入って、患者さんの顔を見ると、すぐにその変化が判りました。今日は、お化粧でアイラインを濃くしたのかと思いましたが、よく見ると、急に黒い眉毛と睫毛が生えてきて、患者さんもアイラインを書いても、これまでとは違うことに気付かれて、このように言われました。体調もこれまでで一番良いとのことでした。重症の汎発性脱毛は、治療途中で再発することありますが、それまでに改善があった患者さんは、再度治療を開始すると、再び改善します。そして、αＧＰＣの併用は、速やかな改善効果をもたらします。お菓子みたいなサプリメントですが、自律神経の神経伝達物質のアセチルコリンを増やすので、IGF-１がさらに増加して、治療効果を高めます（図）。小さなお子様の患者さんのお母様からは、あのピンクのサプリ（αGPC)を飲みだして、急に良くなったと言われます。単独では、高い効果は期待できないかもしれませんが、カプサイシンとイソフラボン、セファランチンに併用すると、間違いなく効果が高まります。