名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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お知らせ

2022-07-22

軟膏が手についただけで脱毛!もう”毒”です。

30代の女性患者様は、多発型円形脱毛症で、うなじに脱毛斑と切れ毛が多数発現しました。カプサイシンとイソフラボン、およびセファランチンを150mg/日飲んでもらい、IGF-1を増やす治療で、1年4ヵ月後に完治しました(写真)。勿論脱毛する薬や塗り薬はよくご存じでした。しかし、娘さんの発疹に対して、少し不用意に、炎症を抑えるフエナゾールという軟膏(写真)を塗ってあげました(図)。ご自身が塗るのでなかったので、あまり気にされなかったようで、使用前には脱毛する軟膏かどうかの問い合わせはなく、塗った後で問い合わせがきて、使用不可をお伝えしたところ、時すでに遅しで、写真とご自身のお気づきで脱毛が判明しました。脱毛軟膏は、指につけても、そこから吸収されて脱毛します。塗ってあげて14日後、完治したうなじの毛が細くなっており(写真)、2ヵ月後には、腕と太ももの体毛が、円形に抜けてきました(写真)。以前に、円形脱毛症の男性患者さんが、仕事で牛に炎症を抑える軟膏を塗って、ご自身の脱毛症が著明に悪化した例がありました。牛だから、大量に塗ったのでしょう。脱毛軟膏は、自身に塗る薬のみならず、人に塗ったときに、指につけても脱毛します。また、フエナゾール軟膏は脱毛薬リストに記載がないので、追加しておいて下さい。脱毛軟膏は、”毒”として扱いましょう。円形脱毛症 病院