2022-07-20
40代の汎発性脱毛の女性患者さんは、当クリニックの治療で、脱毛症の改善と不妊治療が成功し、お子さんを授かりました。そして、治療を続けていき、ウルソの併用で、産毛が増えてきました。そして、治療中に新型コロナウイルスに感染しました。38℃の発熱が2日間ありましたが、解熱剤は服用せず、2日後に解熱しました。咳も治まり、咽頭痛も感染5日後には、治まりました。発熱で、知覚神経は刺激されやすくなり、その結果の咽頭痛と咳の症状です。これらの症状は、知覚神経刺激によるので、症状と共に、IGF-1も増えていることになります。脱毛する解熱剤を使用しないと、このように、感染症で体の治癒力はバージョンアップします。また、感染前に、IGF-1を増やす治療を受けていたことがこのような治癒力を高めた結果でしょう。これまでにも、インフルエンザ感染で一人、新型コロナ感染でも一人、感染後に著明改善した患者さんがいました。一病息災の短期版です。