名古屋Kクリニック

IGF-1理論に基づいた育毛クリニック

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2022-07-01

新型コロナ感染後の脱毛、なぜ起こる、どうすれば治る?

40代の男性患者様は、今年の4月中旬に新型コロナに感染し、15日間の入院を経て退院しました。その後、全身倦怠感が続いていましたが、その2ヵ月後に脱毛が始まり、近所の皮膚科を受診。微量のセファランチン、効かないミノキシジルとハイチオールC(これ、何で出るの?)を処方されましたが、もちろん無効。ご自宅の床に大量の抜け毛を見る毎日となりました。居住地域では、この脱毛症を治せる医療機関を見つけられず、当クリニックに来院されました。額の生え際と前頭部に薄毛がありました。新型コロナ感染や大きなストレスでは、IGF-1を増やすうえで重要な、血管の内側の細胞が傷害され(活性化されたリンパ球などで)、IGF-1が減ります。その結果、毛の成長期間(寿命)が短縮し、退行期や休止期が延長します。毛の寿命が2ヵ月くらいに短縮するので、感染後2ヵ月後に脱毛するのでしょう。そして、退行期や休止期が延長しているので、新しい毛は生えてこずに薄毛になります。この時、多くの毛は、休止期になっているので、これを休止期脱毛と言います。もし、円形脱毛症の素因を有するヒトであれば、ここで、円形脱毛症を発症します。IGF-1が低下した結果、自己免疫が起こってきて、さらにIGF-1が低下して、ひどく急激な脱毛が起こってきます。これらの脱毛を治すには、IGF-1を増やすしかありません(図)。これまでに、多くの新型コロナ感染後の脱毛の患者さんが来院していますが、皆様、治療2~3ヵ月で治っています。円形脱毛症よりも、休止期脱毛は、短期間で治ります。しかし、家中の床が、抜け毛でいっぱいとは、耐え難かったでしょう。髪の毛の減りは、パーマをかけて目立たなくしていたそうです。ここでも、近所の皮膚科さんは無力だったですね。全身倦怠感も改善します。