名古屋Kクリニック

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2022-06-27

重症円形脱毛症の新薬バリシニチブ。多分、医者は飲まない!

以前にも紹介しましたが、炎症を強く抑えるバリシニチブという薬が、重症円形脱毛症の治療薬として米国FDAで承認されました。ネットの報道や、毛髪鑑定士などを名乗る人のブログでは、これまで治らなった重症円形脱毛症の患者さんが、治療8ヵ月でフサフサになるなどと紹介されています(8ヵ月間の治療を受けた人の36%程度で効果)。ところがとんでもない危険な薬です。しかも、その添付文書では、病気を治す薬ではないと明示されています(下記、添付文書の一部抜粋参照)。ネットで報道した、フサフサになるなどの表現は、素人の患者さんには、この薬が夢の新薬であるかのような誤解を与えます。記事を書いた記者の程度が知れます。以前にもご紹介したように、この薬、自己免疫以外にも、正常な免疫反応をも抑えるので、結核や細菌感染症、ウイルス感染症を引き起こします(下記の添付文書参照)。潜在感染していた結核を顕在化させるのみならず、これまで結核に感染していなかった人でも結核を感染させたことも報告されています。そして、病気を治す薬ではない、つまり、毛が生えても、中止すれば、再び脱毛するということなのです。辛い病気ですが、命には別条ない重症円形脱毛症、その治療薬で命を失うことがあってはいけません。しかも、治らないのがわかっている薬で。多くの医療機関の医師が、この薬を期待を込めて、ブログで紹介していますが、絶対に彼らは飲みません。他人事だから勧めるのです。どこか、抗がん剤に対する態度と似ています。とにかく、医療機関で勧められても飲まないようにしましょう。円形脱毛症 病院