2020-02-17
台湾在住の20代女性患者様は、当クリニックに来院される8ヵ月前に、単発性の円形脱毛症を再発しました。家族歴も脱毛するくすりの使用もなかったので、季節の変わり目の、自律神経失調による、再発と考えられました。台湾の皮膚科で、治療するも、ステロイドの注射と外用で、5ヵ月間、治療されましたが、効果はなく、ほぼ全頭脱毛の状態にまで、悪化しました(写真)。お知り合いの日本人の方に、当クリニックを紹介され、来院され、カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンで、IGF-1 を増やす治療を開始すると、治療21日目に、もう、産毛が増えてきました(写真)。眠りも深くなったそうです。重症円形脱毛症の治療に、効きもしないステロイドを使用することは、世界標準のようです。しかし、脱毛する抗ヒスタミン剤を使用しないだけ、日本の治療よりも、外国の治療の方が、まだ、ましかもしれません。写真を見比べられて、信じられないような表情で、また、3ヵ月後に来院されます。”(日本語で)、治りますか?”と聞かれたので、カプサイシンも、6錠・日服用されていましたので、”はい”とお答えしました。