2020-02-05
静岡県にお住まいの50代女性患者様は、当クリニックに来院される4ヵ月前に、円形脱毛症を発症しました。近所の皮膚科で治らず、市立病院の皮膚科を受診し、円形脱毛症診療ガイドラインで勧められている、抗ヒスタミン剤である、フェキソフェナジンを処方され、服用して、大量に脱毛しました。ご自身で、この薬の服用を中止すると、脱毛も治まってきたそうです。円形脱毛症は、治らず、困り果てて、当クリニックを受診されました。カプサイシンなどのサプリメントと大量のセファランチンを用いて、IGF-1 を増やす治療を開始すると、皮膚科治療で傷んだ毛が、新しい毛に生え変わる、毛の、大量の生え変わりを経て(写真、治療2ヵ月後)、治療11ヵ月後には、産毛が増えて、伸びて、明らかに改善してきました(写真)。円形脱毛症の治療のために、皮膚科で処方された薬で、抜け毛が増えて、やめて、明らかに減ったそうで、患者様も、さぞ、驚かれたでしょう。皮膚科の円形脱毛症診療ガイドラインは、このまま、多くの被害者を出し続けるのでしょう。とんでもない話になっています。