2017-07-18
40代の女性は、名古屋Kクリニックに来院する2年3ヵ月前に円形脱毛症を発症。皮膚科治療が無効で、当クリニックに来院されました。全頭脱毛の状態で、尋常性乾癬もあり、これは、ステロイドの外用で、しのいでいました。IGF-Iを増やす治療を行うと、一過性に顔の皮膚では、かさぶたが増えました(治療1ヵ月後)。しかし、その頃から、頭では、産毛が生え始め、顔では、治療2ヶ月後には、増えてきたかさぶたが取れて、下から新しい、きれいな皮膚が出てきました(治療2ヶ月後)。そして、頭の産毛も、さらに広い範囲に生えてきました。ステロイドで、ごまかし、ごまかし、閉じ込めてきた尋常性乾癬も、炎症を起こした細胞が、IGF-Iにより排除され、一過性にかさぶたは増えましたが、改善傾向にあります。ステロイドは、病気を閉じ込め、根治させませんが、IGF-Iは、病気を追い出し、根治へと向かわせます。脱毛症も乾癬も同じです。