2017-03-27
これは、四国地方にお住まいの汎発性脱毛の女性患者様のメールの一部です。 ”4年前出産後半年たった頃から、髪が抜けはじめて汎発性脱毛症になりました。三ヶ月前に当クリニックのホームページにたどり着きセファランチン大量療法というものを知って、近医の皮膚科の先生に相談してみました。すると、やってみましょうとのことで、一日20?(たぶんmgです)のセファランチンを飲むようになりました。すると、右の睫毛が生えてきました。頭の毛は今のところ変化はありません。ホームページを見ていると遠隔治療も出来ることを知って、一度きちんとしたところで診てもらいたいと思って予約しようと思いました。よろしくお願いします。” 考え方が柔軟で、進取の気性を持たれた、いい皮膚科のお医者さんに出会えたようです。皮膚科の医師の中では、セファランチンを大量に使うことを、意味や理論も分からずに、保険診療で処方できる量のみを基準と考え、頭から否定(?)するヒトもいます。それを聞いた、患者さんの親から、抗議のような電話がかかってくることもあります。もちろん、治療をお断りします。残念ながら、この患者さんは、一生、円形脱毛症を治す機会を失ったことになります。四国から、来院予定の患者様には、さらにIGF-Iを増やすサプリメントを併用して治療を行います。汎発性脱毛でも、多くの患者様で効果が見られています。