2016-09-24
これは、男性型脱毛症で悩まれている20代男性患者様の声です。この患者様は、近くの内科で、気管支喘息の治療のために、1年前から抗ヒスタミン剤であるクラリチンを処方され、そのころから、薄毛が気になるようになりました。抗ヒスタミン剤は、脱毛を引き起こすので、すぐに服用を中止してもらい、育毛物質IGF-Iを増やす治療を開始しました。その16日後、額の上の右側の毛が太くなり、地肌が見えにくくなる効果が見られました(写真)。同時に、患者様は、クラリチンをやめてから、仕事がはかどるようになったとの感想を述べられたのです。いかに、新しい世代の抗ヒスタミン剤とは言え、記憶力や認知機能への影響はあるでしょう。脱毛することをも考えあわせれば、長期ににこのような薬を服用することは怖いことです。注意しましょう。